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大和製罐 検図AI|原価・粗利計算書

作成日:2026年10月15日 担当:関川すず 対象:ランニングコスト(本番稼働フェーズ)

01原価の構成

月額ランニングコストは「固定費(インフラ)」と「変動費(AI利用料)」の2軸で構成されます。

¥16,400/月
固定費(インフラ)
枚数に関係なく発生
¥12/枚
AI利用料(変動費)
Sonnet 5・要実測
80%
目標粗利率
価格 = COGS ÷ 0.2
100枚/月
現状の処理量
大和製罐様ヒアリング値

02AI利用料の内訳(参考)

Anthropic Claude API は USD 建て請求。¥12/枚は原価試算の実測値を採用。

モデルInput単価Output単価推定トークン/枚推定コスト/枚(USD)円換算(¥150/$)
Claude Sonnet 5$3 / MTok$15 / MTok約2,500 in / 400 out$0.013 〜 $0.08¥2〜12(採用:¥12)
Claude Opus 5$15 / MTok$75 / MTok約2,500 in / 400 out$0.067 〜 $0.20¥10〜30(難読図面のみ)

⚠ Opus 5使用時の注意

原価試算より:Opus 5だと約30円/枚。月1万枚処理するとAIだけで月30万円になる。難読図面に限って明示的に使用する運用が必要。既定モデルはSonnet 5。

03粗利計算の方程式

粗利率80%を実現するための販売価格の計算式:

販売価格 = COGS ÷ ( 1 − 0.80 ) = COGS × 5

COGS(原価)= 固定費 ¥16,400 + AI変動費(¥12 × 上限枚数)

04プラン別 原価・粗利シミュレーション

プラン 上限枚数 固定費 AI費(¥12×枚数) COGS合計 80%粗利の理論価格 設定価格 実粗利率
スターター 200枚 ¥16,400 ¥2,400 ¥18,800 ¥94,000 ¥100,000 81.2%
ライト 500枚 ¥16,400 ¥6,000 ¥22,400 ¥112,000 ¥120,000 81.3%
スタンダード 2,000枚 ¥16,400 ¥24,000 ¥40,400 ¥202,000 ¥210,000 80.8%

05現状規模(100枚/月)でのシミュレーション

大和製罐様の現在の処理量(月100枚)でスタータープランを選んだ場合の試算。

項目金額備考
固定費(インフラ)¥16,400AWS/Azure 月額
AI利用料(100枚 × ¥12)¥1,200Sonnet 5 実測値ベース
COGS合計¥17,600
販売価格(スタータープラン)¥100,000
粗利額¥82,400
粗利率82.4%目標80%を上回る

✅ 結論:現状規模ではスタータープランで十分採算が取れます。

月100枚の場合、COGS ¥17,600 に対してスタータープラン ¥100,000 は粗利率82.4%。上限の200枚まで使われてもCOGS ¥18,800 → 粗利81.2%で目標をクリアします。

06上振れリスク(Opus 5使用時)

シナリオAI費/枚200枚のCOGSスターター粗利率判定
Sonnet 5のみ(通常)¥12¥18,80081.2%✅ 問題なし
Opus 5が20%混在¥15.6¥19,52080.5%✅ 許容範囲
Opus 5が50%混在¥21¥20,60079.4%⚠ 要注意
Opus 5のみ(全件)¥30¥22,40077.6%⚠ 要対策

対策:Opus 5の利用割合をシステムでモニタリングし、ダッシュボードで確認できるようにする。利用制限(難読判定スコア閾値)を設けることで過剰なOpus 5使用を抑制する。

073ヶ月見直し時の判断基準

確認項目判断基準アクション
月間処理枚数上限の80%超が2ヶ月連続プランアップを提案
Opus 5利用率全体の30%超閾値調整またはプラン価格見直し
インフラコスト¥16,400から±20%変動プラン価格を再計算
実粗利率80%を2ヶ月連続で下回る価格改定または利用制限強化